四軒目の我が家にチャレンヂ
この四軒目の我が家の話は、一枚の新聞記事のコピーから始まった。
妻の恵子は、高知県安芸市の生まれであるが、そこに住む恵子の姉、寿美さんからFAXが入った。 「安芸市が、非常に格安な宅地を売り出した」と言うのである。
先ず一期の宅地は年内(平成17年度)に着工という条件付きであった、何と気の早い・・・と思ったが、地元の業者を使い、地元の木材で・・・という条件を聞けば、どの地方も同じく町おこしに一役、とは当然だろうと思ったのを覚えている。 この地点では、まさか、この身にまで火の粉が・・・とは考えもしなかった。
私の住むこの家は建てて11年目である。 二階建てで30坪足らずの小さな家であるが、車いす使用者の私にとっては、贅沢なほど住み心地の良い家だと満足している。
もちろん、家材の一つ一つの選択から、OMソーラーまで設計者の吉田さんと選んで建てた"自慢の家"である、自慢ついでにもう一つ言えば、大きな改造を含め三軒目になる家作りのすべてが、一人の設計者、一人の大工によって作られたことである。
安芸市も過疎地とあって、Uターン市民への声かけには熱が入っていた。
二期目の造成地の販売は半年ぐらい後だったと思う、その情報は、東京の安芸市人会のニュース記事の方が、寿美さんのメールより二日くらい早かった。 今度は抽選後、二年の余裕 ? があり、建設業者も選べるとあった。
「ネェ 抽選だけでも、やってみていい」もともと恵子に甘い私にとって、この辺から思っても見なかった方向にずるずると引き込まれていった。
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